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白描 源氏物語

【第六帖】末摘花(すえつむはな)

「なつかしき色ともなしに何にこのすゑつむ花を袖にふれけん」

■現代語訳

親しく心ひかれる色でもないのに、どうしてこんな赤い花(鼻)の女と契りを結んでしまったのだろう・・。

■鑑賞

源氏の君は、亡き夕顔の君を、今もお忘れになれませんでした。 そんな折り、亡き常陸宮の姫君についてお聞きになります。 琴だけを友に、荒れ果てたお邸で儚げに暮らす姫君の姿に、夕顔の君を思い重ねて、早速、通い始めるのですが、深窓育ちのお姫様で、どうも世間離れしていらっしゃるようです。 雪の夜が明けたある朝、源氏の君が見た姫君は、胴長で、しかもだらりと伸びた鼻が、 末摘花(紅花)のように赤く色づいていました。 黒髪のすらりと伸びた後ろ姿は、お美しかったのですが・・・。
二条の院に帰ると、若紫の姫君は雛遊びやお絵描きに夢中でした。 源氏の君は、自分の鼻に紅を塗りつけて、「私がこんな顔になったらどうしますか」とお戯れになり、笑いあうのでした。