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白描 源氏物語

【第三十五帖】若菜(下)(わかな)

今日の拍子合はせ(ひゃうしあわせ)には童(わらべ)を召さむとて、右の大殿(おほいどの)の三郎、尚侍(かん)の君の御腹(おむはら)の兄君笙の笛(さうのふえ)、左大将の御太郎(おむたろう)、横笛と吹かせて、簀子(すのこ)にさぶらはせたまふ。

■現代語訳
今日の合奏には、男の子をお招きになろうというわけで、髭黒の右大臣の御三男で、玉鬘さまの初めての若様には笙の笛、夕霧の左大将の御長男には横笛を任せて、縁側の簀の子にはべらせました。

■鑑賞

あの唐猫の一件から月日が流れ、朱雀院の五十の賀が近づいていました。
源氏の大殿は、女三宮の琴(きん)、明石の姫さまの筝(そう)、紫の上の和琴(わごん)、明石の君の琵琶による女楽を催します。 お二人の孫君も加わり、六条院は今がこの世の春かと華やぎました。 しかし、紫の上がお倒れになったのは、その二日後のことでした。 妻としての誇りと、女の悲しみの間で、身も心もひき裂かれ、人知れずお苦しみを深めていたのでしょう。 転地療養のため、二条院にお移りになりますが、六条御息所の物の怪により、一時危篤になるほど重い病でした。 源氏の大殿も付ききりでご看病になり、六条院は火が消えたようでした。 落葉の宮さまとご結婚した今も、恋心やみがたき柏木さまは、 小侍従の手引きで女三の宮と逢い、ついにこれと通じてしまいます。 そして、女三の宮さまはご懐妊。
六条院に戻った源氏の大殿は、柏木さまの恋文を発見して、 そのすべてを知りたまいます。