源氏物語ゆかりあられ専門店 京都宇治式部郷(しきぶのさと)のオンラインショップ トップページ (おせんべい・おかき・あられ)

商品カテゴリ一覧 > 白描 源氏物語 > 【第一帖】桐壺(きりつぼ)

白描 源氏物語

源氏物語とその時代 源氏物語の構成 紫式部について 白描画とは

『白描 源氏物語』バックナンバー一覧へ



【第一帖】桐壺(きりつぼ)

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 をさな心地にも、はかなき花・  紅葉につけても、心ざしを見えたてまつり
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆  ■□■ 現代語訳 ■□■
 光の君は幼心に、ちょっとした春の花・秋の紅葉も、  藤壺の女御にご覧いただきたくて、贈り物になさいます。  
 ■□■ 鑑賞 ■□■
 どの帝の御代でございましたでしょうか。  帝の籠愛この上ない更衣(桐壺更衣)がございました。  他の女御や更衣たちはおだやかではございません。  美しい玉のような光の君までお生まれになると、  第一皇子の母・弘徽殿(こきでん)の女御をはじめ、  後宮の女性たちは嫉妬と罪悪を深めるばかりでした。  周囲の迫害にたえきれず、桐壺更衣は病になり、  若くして亡くなってしまいます。  帝はたいそうお悲しみになり、  桐壺更衣に生き写しの藤壺の女御をお迎えになりました。  光の君も母君に似たという藤壺の女御をおいになります。  さて、帝は桐壺更衣の忘れ形見の光の君こそ、  東宮(皇太子)に立てたいとお考えになるのですが、  それは争いを深めるだけのかなわぬ望み。  高麗人(こまうど)の不思議な予言もあり、源氏の姓を与えて  臣下の身分となさいます。  元服した光の君は、左大臣家の葵の上と結婚しますが、  藤壺の女御を忘れることができないのでした。」