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白描 源氏物語

源氏物語とその時代 源氏物語の構成 紫式部について 白描画とは


 ■□■ 白描画(はくびょうが)とは  ■□■

白描画は、墨の筆線だけを主体として描かれた絵画を指します。 墨を面的に使用し、暈かしで濃淡・明暗を表現する「水墨画」とは、 この点で区別されます。
白描画には彩色を施す前の下絵、粉本と呼ばれる転写、素描なども 含まれます。しかし西洋画におけるデッサンとは異なり、筆線そのものの 表現力(骨法用筆)を鑑賞する所にその特質があります。中国では 古く「白画」とよばれ、唐の呉道玄(ごどうげん)によって完成されたのち、 北宋末には李公麟(りこうりん)によって復興されました。 日本においても『麻布菩薩像(まふぼさつ)』、『鳥獣人物戯画』 『隆房卿艶詞絵巻(たかふさきょうつやことばえまき)』『枕草子絵巻』
などの作品が知られています。 源氏物語では、室町時代の白描絵巻が十数点確認されています。中でも、 奈良慶福院の尼門跡(あまもんぜき)・花屋玉栄(かおくぎょくえい) (1526〜1602年以降)による「白描源氏物語絵巻」は、源氏研究が 男性貴族に独占されていた時代に、女性による女性のための解説書 として貴重な作品です。 この伝統の上に、江戸時代のベストセラー『絵入源氏物語』(1650年)が 生み出され、源氏物語の読者は庶民・女性にも広がって いきました。安沢阿弥画伯が、古式ゆかしく新たな精神で甦らせた、 平成の白描源氏絵巻を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。


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